日本消化器内視鏡学会雑誌
Online ISSN : 1884-5738
Print ISSN : 0387-1207
ISSN-L : 0387-1207
症例
膵嚢胞性病変との鑑別が困難であった嚢胞状リンパ節転移を伴う進行胃癌の1例
田辺 利朗黒田 雅昭川端 利博新井 正弘今井 昭人小池 浩志中田 雅支渡邉 侑奈岸本 光夫柳沢 昭夫
著者情報
ジャーナル フリー

2015 年 57 巻 6 号 p. 1367-1372

詳細
抄録
症例は75歳,男性.上部消化管内視鏡にて胃角部小弯に進行胃癌を認めた.腹部造影CT検査にて胃小弯リンパ節が数個腫大していたが,遠隔転移は認めなかった.膵尾部近傍に嚢胞性病変を指摘されたため造影MRI,EUS含め,精査を施行した.cT3N2M0,StageIIIaおよび,膵嚢胞性病変の術前診断にてD2郭清を伴う幽門側胃切除術が施行された.術後の病理診断で膵嚢胞は胃癌のリンパ節転移であった.
著者関連情報
© 2015 一般社団法人 日本消化器内視鏡学会
前の記事 次の記事
feedback
Top