2026 年 68 巻 4 号 p. 352-361
【背景・目的】本製造販売後調査は,本邦での使用実態下におけるサルプレップⓇ配合内用液の安全性及び有効性の確認を目的とした.
【方法】2021年11月から2022年11月の間に大腸内視鏡検査を受検し,本剤を投与された症例での投与方法別の副作用発現症例数及び有効症例割合を集計した.
【結果】副作用発現症例数は10例で,本剤の特に注意が必要な副作用のうち,高マグネシウム血症2例と虚血性大腸炎1例,加えて腎機能障害1例が報告されたが,いずれも非重篤であった.有効症例割合は97.6%(1,030/1,055例)で,投与方法の違いによる有意差はなかった.
【結論】使用実態下における本剤の投与には,安全性上の新たな懸念は見られなかった.投与方法の違いによらず,本剤の十分な有効性が示された.