日本消化器内視鏡学会雑誌
Online ISSN : 1884-5738
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細径Sigmoidofiberscope model FS-34Aの使用経験
野村 幸治渡辺 正俊小田原 満藤田 潔針間 喬内田 善仁河野 裕藤川 佳範竹本 忠良
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1981 年 23 巻 3 号 p. 461-465_1

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抄録
最近6ヵ月間に,旭光学製,細径Sigmoidofiberscope modelFS-34Aにて,77症例,94回の検査を施行したので,その挿人性,記録性などにっいて報告する.挿入部径は11.5mmとこれまでの大腸内視鏡とくらべると細くなっており,挿入が容易となり,被検者の苦痛も少ない.先端硬性部長を13mmと短く,視野角は95°と広くし,直腸,S状結腸内の反転を可能としたので観察盲点が少なくなった,細径であるが,鉗子孔は3.5mmと太く,生検組織の採取量吸引能力は充分であり,記録性も良い.本機種は,下部大腸の検査を般化させ,今後,増加すると思われる緊急大腸内視鏡検査,集団険診に有用と思われる.しかし,細部については,いろいろと問題点を残しており,記録用カメラの改良などの検討が望まれる.
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© 社団法人日本消化器内視鏡学会
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