ACUTE ANTRAL ULCER DEVELOPING AFTER GASTROSCOPY FOLLOWING GASTRIC MASS-SURVEY : REPORT OF 5 CASES

FUMIO ASAGAMI; SUSUMU KAWAMURA; MASAO KAWASHIMA; MICHIHIKO SHIMIZU; SHIGEMI ARIYAMA; MITSUO AZUMA; NOBORU MAETANI; KAZUO HARIMA; YUUJI NAGATOMI; TAKESHI AIBE; MASAHIRO TADA; HIDEO AMANO; KIYOHIRO KAWAHARA; TADASU FUJI; YUKINORI OKAZAKI; TADAYOSHI TAKEMOTO; TETSURO SASAYAMA; YOSHITO OHSHITA; MITSUHIKO TANABE; KENZO NAGAI; KINYA HAYASHI

doi:10.11280/gee1973b.23.1263

胃集検精検時の内視鏡検査との関連が考えられる胃前庭部急性潰瘍の5症例

浅上文雄, 河村奨, 川嶋正男, 清水道彦, 有山重美, 東光生, 前谷昇, 播麿一雄, 永富裕二, 相部剛, 多田正弘, 天野秀雄, 河原清博, 富士匡, 岡崎幸紀, 竹本忠良, 篠山哲郎, 大下芳人, 田辺満彦, 長井謙造, 林謹也

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1981 年 23 巻 9 号 p. 1263-1268_1

DOI https://doi.org/10.11280/gee1973b.23.1263

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抄録

われわれは,職域胃集検の精検として施行された胃内視鏡検査後に,前庭部急性胃潰瘍を発症した5例を経験した・全症例とも明らかな誘因が不明であった.このような急性胃潰瘍の成因はなお不明であるが,胃内視鏡検査自体がなんらかの形で急性潰瘍発症に関与しているのではないかと推測した.なお,集検の場以外での通常の内視鏡検査自体が誘因となったと考えられる急性胃潰瘍の1例を追加した.

責任著者(Corresponding author)

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