日本消化器内視鏡学会雑誌
Online ISSN : 1884-5738
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上部消化管内視鏡検査法
酒井 秀朗関 秀一笠野 哲夫広瀬 完夫吉田 行雄木村 健
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1985 年 27 巻 Supplement 号 p. 2601-2604

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抄録
 近年ファイバースコープの発達は著しく,上部消化管ファイバースコープの傑作とも言うべき,細径直視式のPanendoscopeが開発された.これにより上部消化管内視鏡検査はどの施設でも行えるルーチン検査となりつつあり,実際,内視鏡検査医が急増しつつある.特にこれら初心者に上部消化管内視鏡検査を修得させるために,上部消化管内視鏡検査手技の実技ワークショップを開き,(1)患者のオリエンテーション,(2)前処置,(3)後処置,(4)スコープの選択,(5)器具のcheck,(6)スコープの挿入法及び観察法,(7)検査所見の記録について基本的事項を検討した.
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© 社団法人日本消化器内視鏡学会
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