日本消化器内視鏡学会雑誌
Online ISSN : 1884-5738
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ISSN-L : 0387-1207
コロノスコピーよりみた大腸疾患の変貌
長廻 紘, 長谷川 かおり, 飯塚 文瑛, 屋代 庫人, 野口 友義
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1986 年 28 巻 5 号 p. 985-988

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抄録
過去15年(1970~1984年)に消化器病センターにおけるコロノスコピー症例につき検討した.同期間における延べ検査数は9,820回で,患者数は6,077人であった.15年間で年間の検査数は約7倍になっている.疾患のうつり変わりについてみると, (1)UCは最も多い大腸炎であり,診断は頭初から容易なものであった.欧米との比較から急速に増加すると思われたが,さほどの増加はなく,せいぜい微増程度. (2)クローン病の増加は急激である. (3)近年増加の著しい大腸炎として虚血性大腸炎,抗生物質関連腸炎,アメーバ赤痢などがある. (4)腫瘍性疾患は良悪性とも年々着実に増加している.進行癌は数が少ない時も増えてからも潰瘍限局型が圧倒的に多いが腺腫では,へん平,平坦,creeping typeなど,数が少ないときにはみられなかった形態のものがみられ,varietyに富むことが判ってきた.
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© 社団法人日本消化器内視鏡学会
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