山口大学第1内科
1991 年 33 巻 5 号 p. 992-998
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骨原発性悪性線維性組織球腫(以下,骨MFHと略す)からの膵転移をきたした稀な1例を経験したので報告する.症例は,31歳男性.昭和62年骨MFHと診断され,翌年広範囲切除術,人工膝関節置換術を施行された. 平成2年5月,腹部膨満感等を主訴に紹介され,精査のため入院した.各種画像診断では膵癌と診断し,エコー下膵生検で骨MFHからの転移を疑い,膵体尾部切除術後の病理組織で骨MFHからの転移性膵肉腫と診断した.
日本胃カメラ学会機関誌
日本内視鏡学会誌
日本内視鏡学会雑誌
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