横浜市立大学 第3内科
1992 年 34 巻 9 号 p. 2102-2107_1
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症例は56歳,女性.肝硬変の患者で黒色便の精査中.注腸X線検査で上行結腸に径3cm大の表面平滑で軽度凹凸のある半球状隆起を認めた.大腸内視鏡検査では青白色調の粘膜下腫瘍としてとらえられた.粘膜下腫瘍とともに静脈瘤も疑い,腹部血管造影,カラードップラー超音波検査さらに超音波内視鏡を施行し,大腸静脈瘤と診断した.門脈圧亢進症患者では大腸静脈瘤も念頭に置き検索することが必要と思われる.
日本胃カメラ学会機関誌
日本内視鏡学会誌
日本内視鏡学会雑誌
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