A CASE OF GIANT "SO-CALLED CARCINOSARCOMA" OF THE ESOPHAGUS

Toshio HOASHI; Keiji TANAKA; Koji OH; Hajime OHKURA; Soichiro MAEKAWA; Motonori SAKU; Yuichi MASUDA; Tsuneyoshi YAO

doi:10.11280/gee1973b.35.2899

抄録

　症例は62歳,男性.嚥下困難及び体重減少を主訴に当院入院.食道透視にて中部食道より下部食道にかけて巨大な表面結節状隆起性病変を認めた.内視鏡では発赤調で表面に残査及び壊死物質の付着した腫瘍を認めた.生検により癌肉腫を疑い食導亜全摘術を施行した.病理組織学的及び免疫組織化学反応にていわゆる癌肉腫と診断した.21.7×7.0cmと本邦最大の腫瘍であるだめ貴重な症例と考え報告した.

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