A CASE REPORT OF GASTRIC KAPOSI'S SARCOMA ASSOCIATED WITH AIDS

Hiroyuki UEMURA; Toru ENDO; Koji KUSAKARI; Akira NIKAI; Kazumi WATANABE; Teturo ARAI; Fumiaki SANO; Mituru KOIKE; Masashi ISHIDA; Masako MIZOGUCHI; Tatumi SONE; Mamoru TADOKORO

doi:10.11280/gee1973b.36.1759

後天性免疫不全症候群(AIDS)に合併した消化管カポジ肉腫の1例

植村博之, 遠藤徹, 草刈幸次, 二階亮, 渡辺和美, 新井哲郎, 佐野文明, 小池満, 石田尚志, 溝口昌子, 曽根辰巳, 田所衛

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ジャーナルフリー

1994 年 36 巻 9 号 p. 1759-1765

DOI https://doi.org/10.11280/gee1973b.36.1759

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抄録

　症例は45歳男性,両性愛愛好者の後天性免疫不全症候群(AIDS)症例.全身倦怠感と食欲不振にて当院来院.心窩部痛および便潜血陽性あり,内視鏡検査を施行したところ咽頭部および胃体部,噴門部に多発する直径0.5～3cmの赤紫色粘膜下腫瘍様隆起と,その頂部に不整形の浅い潰瘍をみた.同部よりの生検像より消化管カポジ肉腫を診断した.AIDS合併消化管カポジ肉腫は本邦では極めて稀である.

責任著者(Corresponding author)

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