A DEPRESSED TYPE OF EARLY DUODENAL CANCER-ACASE REPORT AND THE REVIEW OF THE LITERATURE

Hiroyuki HISAI; Tadanori SAITO; Tomohiko MATSUYAMA; Toshimi OGASAWARA; Shinichi MEZAWA; Shigeyuki IKEDA; Masahiro FUJITA; Kaneyuki YAMANAKA

doi:10.11280/gee1973b.38.892

抄録

　症例は64歳女性. 検診の上部消化管内視鏡検査で十二指腸に異常を指摘され, 当科受診. 内視鏡検査で下行脚のVater乳頭対側に軽度の隆起を伴う浅い陥凹性病変を認め, 生検で腺腫と診断され経過観察としたが, 再検査で腺癌の疑いと診断され, 十二指腸部分切除術を施行. 7×3mmのIIcで, 深達度mの高分化型管状腺癌であった. 陥凹型早期十二指腸癌は極めてまれであり, 診断および治療の選択に関する問題点を含め報告する.

著者関連情報

お気に入り & アラート

閲覧履歴

発行機関からのお知らせ

和文誌閲覧用のパスワードについては、以下URLより会員ログインの上ご確認ください。
https://www.jges.net/journal/
japanese/jstage-kalib
会員ログインができない場合は、
お問い合わせフォームよりお問い合わせください。

前身誌

日本胃カメラ学会機関誌

日本内視鏡学会誌

日本内視鏡学会雑誌

責任著者(Corresponding author)

J-STAGEへの登録はこちら（無料）