日本消化器内視鏡学会雑誌
Online ISSN : 1884-5738
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胆道内超音波検査法による胆嚢管病変の描出能の検討
三好 広尚中澤 三郎山雄 健次芳野 純治乾 和郎山近 仁印牧 直人若林 貴夫奥嶋 一武岩瀬 輝彦滝 徳人中村 雄太水谷 佐世子服部 外志之山瀬 裕彦吉田 正樹藤本 正夫肥田野 等渡辺 量己
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1996 年 38 巻 7 号 p. 1501-1510

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抄録
 胆膵疾患40例に胆道内超音波検査を行った.方法は経皮経肝的アブローチを23例に,経乳頭的アプローチ17例のうち14例はEST後に,残りの3例はESTなしに胆道内超音波検査を行った.胆道造影像で正常胆嚢管と診断した23例において,胆嚢管は円形または類円形の管腔構造として描出され,9/23例(39.2%)は3層に,14/23(60.8%)は1層として描出された.胆嚢管病変17例では,16/17例(94.1%)で胆嚢管病変の描出が可能であり,結石と腫瘍性病変との鑑別に有用であった.とくに,胆嚢管病変17例中14例はERCPで胆嚢陰性であり,胆道内超音波検査は胆嚢陰性例に有用性の高い検査法と考えられた.
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© 社団法人日本消化器内視鏡学会
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