名古屋大学第2内科
名古屋大学検査部
土岐市立総合病院内科
1997 年 39 巻 9 号 p. 1608-1613
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症例は68歳,男性.腹痛と黄疸を主訴に来院した.閉塞性黄疸と診断し,経皮経肝胆道ドレナージ術を施行した.経皮経肝胆道鏡検査にて胆管内に隆起性病変を認め,管腔内超音波検査(IDUS)では胆管内進展を伴う原発性胆嚢管癌と診断した.病理組織学的所見では総胆管内腔に突出する胆嚢管原発の腺癌であり,総胆管壁への浸潤はなく,IDUS所見と一致した. 以上,胆嚢管癌の診断にIDUSが有用であった1例を報告する.
日本胃カメラ学会機関誌
日本内視鏡学会誌
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