京都市立病院内科消化器
2000 年 42 巻 3 号 p. 272-276
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症例は肝硬変・慢性腎不全の69歳男性.タール便にて入院となり,内視鏡的結紮術にて治療した十二指腸静脈瘤からの再出血を認めた.N-butyl-2-cyanoacrylate(ヒストアクリル)を用いた内視鏡的硬化療法にて止血され,腹部単純X線検査・3D-CT検査にて静脈瘤内のヒストアクリルポリマーが描出された.その後再出血や遠隔他臓器の塞栓症状等認めず,ヒストアクリルを用いた硬化療法の有用性が示唆された.
日本胃カメラ学会機関誌
日本内視鏡学会誌
日本内視鏡学会雑誌
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