函館赤十字病院内科
札幌医科大学第4内科
2000 年 42 巻 6 号 p. 1053-1057
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症例は52歳,男性.食道癌(低分化型扁平上皮癌,stage IV)で化学療法が行われ完全寛解が得られていたが,寛解導入の約3カ月後に頭痛,眩量が出現した.各種画像所見,髄液細胞診から食道癌による髄膜癌腫症と診断した.担癌患者に中枢神経症状の出現をみた場合,稀な病態であるが髄膜癌腫症の可能性も念頭に置くべきと考えられた.
日本胃カメラ学会機関誌
日本内視鏡学会誌
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