国立金沢病院外科
国立金沢病院内科
国立金沢病院外科臨床検査科
2001 年 43 巻 3 号 p. 291-294
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症例は58歳,男性.近医で複数の大腸ポリープを指摘されたため,精査・加療目的に当院を受診した.大腸内視鏡検査で,盲腸に最大径9mmの発赤をともなう浅い陥凹性病変を認め,粘膜下層浸潤をともなう早期癌が疑われたため根治手術を施行した.組織学的には深達度sm,ly0,V0,n0の腺腫成分をともなわない低分化腺癌であった.大腸低分化腺癌の早期癌症例は極めて稀で貴重な症例と考えられたので報告した.
日本胃カメラ学会機関誌
日本内視鏡学会誌
日本内視鏡学会雑誌
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