ACASE REPORT OF GASTRIC TUBE CANCER AFTER ESOPHAGEAL CANCER RADICAL OPERATION TREATED BY ENDOSCOPIC MUCOSAL RESECTION

Kentaro TASAKI; Ikuya OOSHIMA; Seiji YOSHIMURA; Yasushi OKAZAKI; Yukio KAKUTA

doi:10.11280/gee1973b.48.310

抄録

症例は50歳,男性.2000年1月食道癌に対して根治術施行し,経過観察中に吻合部潰瘍を認め頻回に内視鏡検査施行していたところ,2003年8月再建胃管の幽門部後壁に0-IIb病変を認め,生検にてSignet-ring cell carcinoma(sig)の診断を得た.2003年10月分割切除による内視鏡的粘膜切除術を施行し,完全切除した.定期的内視鏡検査で早期癌発見が可能となり,低侵襲治療につながると考えられた.

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