日本外科感染症学会雑誌
Online ISSN : 2434-0103
Print ISSN : 1349-5755
ミニ特集①:外科感染症教育
感染制御に関する教育における ICDの役割
中山 晴雄渡邉 学岩渕 聡草地 信也
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2018 年 15 巻 1 号 p. 48-52

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抄録

感染制御の専門家として位置付けられた ICDの主な役割の 1つに「職員の教育・啓発」があげられる。院内における感染制御にかかわる教育は,広く院内の多職種を対象として行うことが重要であり,施設内の連携や協力が必要不可欠である。このため,ICDには指導者としての役割に加え,施設内連携における調整役としての役割も求められる。このように ICDは,常に感染制御における中心的な役割を果たすことが肝要であることから,教育に関しても熱意をもって積極的に取り組むことが望まれる。

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© © 2018, 一般社団法人 日本外科感染症学会
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