三重県立総合医療センター外科 日本外科感染症学会周術期管理マニュアル委員会
三重県立総合医療センター外科
日本外科感染症学会周術期管理マニュアル委員会
2023 年 20 巻 2 号 p. 106-112
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
大腸手術は,消化器手術の中でも手術部位感染の頻度が高い術式である。大腸手術における周術期感染対策について,当院で主に施行している術前,術中,術後対策について概要を述べる。術前に必要な処置としては,抗菌薬投与,術前腸管処置,術中処置としては,術野消毒,創縁保護器具の使用,手術器具の交換について最近のエビデンスを加えて概説する。
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら