帝京大学医療共通教育センター/医学部地域医療学
2013 年 36 巻 3 号 p. 237-241
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性器出血の中で, 月経や分娩に関連するもの以外は不正出血であり, 原因の検索が必要である. 約9割は機能性子宮出血であるが, 腫瘍や炎症等の器質的疾患や出血性素因の除外が必要である. 出血量が多い場合, QOL低下や鉄欠乏性貧血の原因となるため, 薬物的あるいは外科的マネジメントを要する. 思春期で最も多いのは無排卵周期による機能性出血で, 高齢者で最も多いのは萎縮性腟炎による出血である.
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