日本プライマリ・ケア連合学会誌
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総説
プライマリ・ケア現場の不確実性・複雑性に対処する
宮田 靖志
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2014 年 37 巻 2 号 p. 124-132

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抄録

臨床実践の現場には不確実性・複雑性が溢れており, 特にプライマリ・ケア医は診療の現場で日常的にこれらに遭遇する. 不確実性・複雑性への対処はプライマリ・ケア医に求められる特徴的な能力のひとつであり, プロフェッショナリズムの要素のひとつにも挙げられる. 不確実性・複雑性への対処は貴重な学習機会であり, 自己の成長につながる. クネビン・フレームワーク, 意思決定を共有する患者との良好なコミュニケーションにより, 不確実性・複雑性に対応するのが有用である.

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© 2014 一般社団法人 日本プライマリ・ケア連合学会
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