日本プライマリ・ケア連合学会誌
Online ISSN : 2187-2791
Print ISSN : 2185-2928
ISSN-L : 2185-2928
活動報告
グループ診療における初対面医師の死亡確認のあり方について考える「看取りのワークショップ」 開催報告
中村 奈保子松下 明
著者情報
ジャーナル フリー

2020 年 43 巻 1 号 p. 18-21

詳細
抄録

病院でも在宅でも当直・当番医といった初対面の医師が死亡確認を行うことがある.この場合,家族にとってどんな声かけや態度が望ましいのかは個別性の高い課題である.今回,グループ診療を実践している当センターの医師を対象に,この課題と向き合うワークショップ(以下,WS)を開催した.疑似経験や他者との対話を主体とした本WSは,各参加者が死亡確認のあり方を省察し,よりよい看取りを考える場になったと考えられる.

著者関連情報
© 2020 一般社団法人 日本プライマリ・ケア連合学会
前の記事 次の記事
feedback
Top