日本プライマリ・ケア連合学会誌
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活動報告
学生が主体となり患者の語りを聞き,互いに語り笑い合う活動
西岡 龍一朗黒田 萌黒田 格
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2023 年 46 巻 2 号 p. 78-80

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抄録

筆者らは,学生が主体となり医療系学生と患者が語り合い,笑い合う活動を定期的に継続した.2020年6月から2022年9月まで28回実施した.活動を通し,学生と患者の双方から沸き起こった感情,新たな認識,気づきについて反響が得られた.患者が学生に対し語ることが,学生には省察の機会や患者視点による病の理解を生む一助となり,患者自身には自己の有意味感や病の新たな認識を生むことが示唆された.

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© 2023 一般社団法人 日本プライマリ・ケア連合学会
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