小倉記念病院脳神経内科 白石内科医院
小倉記念病院脳神経内科
愛媛大学大学院医学系研究科臨床薬理学
2024 年 47 巻 2 号 p. 60-62
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意識障害とミオクローヌスを呈し,精査の結果アマンタジン中毒と診断した症例を経験した.アマンタジンはパーキンソン症候群の治療などに広く用いられるが,高齢者や腎機能障害を有する例では,まれにアマンタジン過剰となり,意識障害やミオクローヌスなどの中毒症状が出現することがある.本症例は薬剤師と看護師によるチェックにより,アマンタジンの重複投与が判明し,診断に至った.
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