サンゴ礁における生物群集代謝と大気-海洋間のCO2フラックス

北田 幸男; 藤村 弘行; 渡慶次 亮子; 大森 保

doi:10.14862/geochemproc.49.0.27.0

2002年度日本地球化学会第49回年会講演要旨集

セッションID: 1B05

DOI https://doi.org/10.14862/geochemproc.49.0.27.0

会議情報

主催: 日本地球化学会

共催: 日本化学会

海洋

サンゴ礁における生物群集代謝と大気-海洋間のCO₂フラックス

*北田幸男, 藤村弘行, 渡慶次亮子, 大森保

著者情報

キーワード: サンゴ礁, 二酸化炭素, フラックス, 生物群集代謝

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抄録

本研究では生物活動が盛んなサンゴ礁の炭素循環を解明する事を目的とした。サンゴ礁において海水中のPCO₂をpH、DO、アルカリ度から連続的(2000年～)に求め、大気-海洋間のフラックスを計算した。アルカリ度-全炭酸の変化量から生物代謝量を見積もった。2000年の大気-海洋間のCO₂フラックスは0.43gC/m²であり、生物代謝によるCO₂放出量の約1/1000程度である事がわかった。

責任著者(Corresponding author)

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