日本地球化学会年会要旨集
2004年度日本地球化学会第51回年会講演要旨集
セッションID: 1P22
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堆積物
古カトマンズ湖学術ボーリングで得られたコア試料の有機バルク分析による中央ヒマラヤの第四紀後期古環境変動
*萬福 真美山中 寿朗酒井 治孝藤井 理恵牧 武志内田 昌男酒井 英男矢作 亘堤 裕昭
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抄録
インドモンスーンの直接の影響下にあるカトマンズ盆地には、湖成堆積物が厚く連続的に堆積している。そこで、モンスーン変動とヒマラヤ上昇の解明を目指して、盆地内で学術ボーリングを行った。本研究では、盆地周辺の古環境を復元するため、堆積物の有機バルク分析を行った。その結果、過去約70万年間において、地球規模の氷期_---_間氷期サイクルと同調する寒暖のサイクルが少なくとも7回繰り返されたことを見い出した。
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© 2004 日本地球化学会
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