タングステン同位体トレーサーによるコア_-_マントル相互作用の検証

SAHOO YuVin; 中井 俊一; ALI Arshad

doi:10.14862/geochemproc.51.0.64.0

2004年度日本地球化学会第51回年会講演要旨集

セッションID: 1D06

DOI https://doi.org/10.14862/geochemproc.51.0.64.0

会議情報

主催: 日本地球化学会

共催: 日本化学会

岩石/地殻、鉱床

タングステン同位体トレーサーによるコア_-_マントル相互作用の検証

SAHOO YuVin, *中井俊一, ALI Arshad

著者情報

キーワード: タングステン同位体トレーサー, コア_-_マントル相互作用, ICP質量分析計, 化学分離, 同位体比測定

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抄録

地震波トモグラフィーは，いくつかの海洋島のマグマの根はマントル_-_コア境界に達していることを示唆している．コア_-_マントル相互作用を地球化学的に検証するために，タングステン同位体トレーサーを用いた研究を行っている．消滅核種182Hfの壊変により，コアとマントルの182W/183W同位体比は差があると考えられている．タングステンの精製法を改良し，ICP質量分析計による同位体比分析で，182W/183Wを1ε程度の測定精度で分析することが可能になった．

責任著者(Corresponding author)

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