抄録
ハイボリウムエアサンプラーを用いて、沖縄本島における大気中のエアロゾルを捕集した。エアロゾル中の炭素成分である有機炭素Organic Carbon(OC)、元素状炭素Elemental Carbon(EC)、炭酸塩炭素Carbonate Carbon(CC)を、CHNコーダーを用いてそれぞれ異なる燃焼温度で測定した。測定値の平均は、OCが0.68μg/m3、ECが1.43μg/m3、CCが0.08μg/m3であった。また、どの種類も夏が低く、春と秋が高い傾向を示し、黄砂が沖縄本島に飛来したときには、OCとECの濃度が平均値よりも高くなった。