日本地球化学会年会要旨集
2005年度日本地球化学会第52回年会講演要旨集
セッションID: 3A07
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課題講演3 炭酸塩の地球化学---炭酸塩を用いて過去から未来への地球環境変動を解読する---
沖縄本島三畳紀石灰岩の重金属元素含量
*相沢 省一栗原 利広
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キーワード: 石灰岩, 三畳紀, カドミウム
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抄録
これまで発表者らは顕生代の石灰岩の重金属元素含量を定量してきたが、それによれば石炭紀及び二重紀石灰岩でCd含量が高いことが明らかになった。しかし三畳紀石灰岩はその傾向が続くのかはっきりしていない。沖縄本島中部本部半島や北部辺土岬付近には中生代三畳紀の石灰岩が分布する。これらについて主成分含量とともにCdをはじめとする重金属元素を原子吸光法やICP-MSで定量し、三畳紀石灰岩に関する知見を得て、顕生代石灰岩の重金属元素含量の変動について考察する。
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© 2005 日本地球化学会
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