日本地球化学会年会要旨集
2006年度日本地球化学会第53回年会講演要旨集
セッションID: 2C12
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課題講演-4 核・放射化学と宇宙・地球化学の接点
消滅核種の半減期―現状と53Mnの再測定―
大浦 泰嗣海老原 充
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キーワード: 消滅核種, 半減期, Mn-53
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抄録
質量分析技術の発展に伴い,消滅放射性核種を利用した年代測定法が隕石に多く適用されるようになってきている.年代法にとって半減期は,正確な年代値を得るために非常に重要な値であるが,多くの消滅核種の半減期は1960年代までに測定されており,これ以降ほとんど検討されていない.最近,我々は53Mnの半減期の再測定をおこなった.消滅放射性核種の半減期測定の現状を概観するととともに,我々の再測定の結果を紹介する.
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© 2006 日本地球化学会
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