東北大学 大学院理学研究科附属地震・噴火予知研究観測センター
東京大学 海洋研究所先端海洋システム研究センター
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東北地方における高密度かつ空間的に均一なヘリウム同位体比分布を得るため、広い範囲で温泉水や温泉ガスを採取した。温泉水から溶存ガスを抽出し、ガスの成分分析およびヘリウム同位体の分析を行った。得られたデータからヘリウム同位体比の空間分布を調べたところ、火山フロント近傍で緯度によりヘリウム同位体比に違いが見られた。今後、ヘリウム同位体比と他の成分とに相関がないか調べ、地球物理学的観測とも合わせ、ヘリウム同位体比の違いが何によるものかを検討するつもりである。
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