日本地球化学会年会要旨集
2008年度日本地球化学会第55回年会講演要旨集
セッションID: 2P13 11-P05
会議情報
古気候・古環境解析の地球化学
名古屋クロマツ年輪セルロースの炭素同位体比変動を規定する環境要素
*林 和樹南 雅代
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
過去の気候変動を復元するために、樹木年輪中の炭素同位体比を利用する研究が多く行われてきているが、どの環境要素による影響がより強いのかはまだ解明されていない。そこで、名古屋のクロマツの年輪セルロースの炭素安定同位体比を測定し、各気象データを独立変数とした重回帰分析を行った。解析の結果、名古屋のクロマツについては年輪成長期の相対湿度が最も相関の強い要因であることが示されたが、1970年代に予測値と大きな残差が見られる期間が存在し、この期間には気象要素以外の強い環境要因の影響があったことが示唆される。
著者関連情報
© 2008 日本地球化学会
前の記事 次の記事
feedback
Top