放射線医学総合研究所
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
現場型超大容量海水濾過装置を用いて採取・測定した、青森県六ヶ所村沖における溶存態Cs-137の時系列分布について報告する。溶存態Cs-137の鉛直分布は、全般的に表層で濃度が高く下に向かって減少する傾向が見られ、このパターンは今までの報告例と比べて大差はない。定性的には、グローバルフォールアウト由来のCs-137 が表層に存在し、深層に拡散移動していることで説明できる。しかし、沿岸に近い観測点では、その表層の微細構造に季節変動が見られた。
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら