日本地球化学会年会要旨集
2008年度日本地球化学会第55回年会講演要旨集
セッションID: 1C17 24-05
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重元素を用いた安定同位体地球化学
銅同位体比局所分析法の開発と地球化学試料への応用
*池端 慶野津 憲治平田 岳史
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抄録
銅には、63Cuと65Cuの2つの安定同位体がある。主要銅鉱物(自然銅、黄銅鉱、輝銅鉱、赤銅鉱、孔雀石)の銅同位体比を高精度、高分解能で決定するため、近赤外フェムト秒レーザーとMC-ICP-MSとを組み合わせたレーザーアブレーション法により試料を照射・アブレーションし、直接銅同位体比を局所分析(レーザースャbト径15μm)する方法の確立を目指した。得られたCu同位体比測定値を溶液法の値と比較した結果、黄銅鉱、輝銅鉱、孔雀石は銅同位体標準試料(NIST976銅板)との間でマトリックス効果が見られたが、マトリックスを揃えた二次標準試料を使用する事で、全ての試料で精度(<0.14‰)、確度とも良い結果が得られた。また、銅板試料の銅同位体比を溶液法、LA法で長期間、繰り返し測定した結果、両方法とも精度0.1‰以下であり、フェムト秒レーザーを用いた銅同位体比局所分析法の長期安定性が確認できた。
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© 2008 日本地球化学会
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