抄録
常磐海山列を構成する堀田海山と望星海山から試料を採取し、Sr-Nd-Pb同位体組成を含む包括的な地球化学的を明らかにした。その結果、常磐海山列が最古のHIMU海山列であることが明らかとなった。この結果を、過去に報告されている海山・海台の同位体組成と併せてコンパイルした結果、活動最盛期に形成した海山列、活動減衰期に活動した海山列、現在の南太平洋に存在する海洋島、巨大海台を構成するマグマの同位体的特徴が異なることが明らかになった。この特徴から、南太平洋地域における同位体的に特異な火成活動が120 Maから持続的に起こっている可能性を示唆した。