日本地球化学会年会要旨集
2013年度日本地球化学会第60回年会講演要旨集
セッションID: 2A03
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S1 地球化学と生理学:生体プロセスの研究から地球化学へ
ハプト藻 Chrysotila lamellosa のアルケノン、アルケン組成に対する塩分の効果
*中村 英人沢田 健新家 弘也鈴木 石根白岩 善博
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抄録
アルケノンは海洋表層水温の指標として用いられるが、一部の海域や内陸湖において4不飽和アルケノンの割合(%C37:4)の増加と低塩分の関連性が指摘されてきた。本研究では、塩分がハプト藻のアルケノン組成に与える影響を確かめるため、4不飽和アルケノンに富む沿岸種 Chrysotila lamellosa を異なる塩分条件下(15-45 g/L)で培養し、アルケノン組成を解析した。
アルケノン不飽和指数および、%K37:4は塩分によらずほぼ一定の値をとった。このことから、環境試料で報告される%C37:4と塩分の関係は、塩分変動に対する主なアルケノン生産種の個別の生理学的応答よりも、塩分変化と連動した他のアルケノン生産種の寄与を反映していると考えられる。
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© 2013 日本地球化学会
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