日本地球化学会年会要旨集
2013年度日本地球化学会第60回年会講演要旨集
セッションID: 2A02
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S1 地球化学と生理学:生体プロセスの研究から地球化学へ
ハプト藻培養試料から検出された特異的なステロールの考察
*加納 千紗都沢田 健中村 英人白岩 善博鈴木 岩根新家 弘也
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抄録
ハプト藻は海洋における主要な基礎生産者であり、世界中の海洋において繁栄している。本研究では、ハプト藻イソクリシス目4種と、円石藻目8種の培養試料を用い、極性脂質画分を検出した。イソクリシス目ではC27ステロールであるCholesterolとC28ステロールのBrassicasterolが、円石藻目ではCholesterol、Brassicasterolに加えて23, 24-dimethylcholesta-5-en-3β-ol(C29)、Stigmasterol(C29)が検出され、ステロイド組成は目レベルで大きく異なる。また、C. lamellosaCruciplacolithus neoheilis株のみからC30ステロールが検出された。本研究では、ハプト藻のステロイド組成の種間の多様性を考察するとともに、限られた株から検出されたC30ステロールに着目してその意義を考察した。
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© 2013 日本地球化学会
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