日本地球化学会年会要旨集
2013年度日本地球化学会第60回年会講演要旨集
セッションID: 2B03
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G17 分析化学・物理化学
塩素安定同位体比分析の超高感度化と液体試料 処理時のブランク低減などの取り組み
今野 祐多*川口 慎介
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キーワード: 塩素安定同位体比
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抄録
連続フロー型同位体比質量分析法(CF-IRMS)を利用し,気体である塩化メチル (CH3Cl)中の塩素安定同位体比(δ37Cl)を分析する手法を確立した[Konno et al., Geochemical Journal, in press.]。同論文では 0.6 ナノモル以上の導入量で±0.1‰の分析精 度を得ている。溶存塩化物イオンを塩化銀として沈殿させた後,ヨウ化メチルと反応させ塩化メチルを生成させることで,元溶液中の塩化物イオンの同位体比分析をする方法が知られてい る。既往研究ではガラスバイアルをゴム栓で封して同処理を行っているが,これになら い超純水を処理したところ,~1,000 ナノモルの塩素ブランクが明らかとなった。そこで, バイアル瓶にかえ,ガラス管を加熱封緘する手法を採用したところ,1 ナノモル以下までブランクを低減できた。
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© 2013 日本地球化学会
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