日本地球化学会年会要旨集
2014年度日本地球化学会第61回年会講演要旨集
セッションID: 3P49
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G12 地球化学の人文科学への応用
マイクロガラスビード/蛍光X線法による極微量(1mg) 試料の元素組成分析-考古遺物の起源推定に向けて-
*市川 慎太郎中村 利廣
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抄録
極少量の考古遺物試料を正確に分析するために、粉末試料 1.1 mg によるガラスビード/蛍光 X 線法を考案した。1.1 mg の粉末試料と11 mg の融剤 (無水四ホウ酸リチウム) とを混合・熔融・急冷して、直径 3.5 mm 程度の半球状マイクロガラスビードを調製した。このマイクロガラスビードは、市販の Pt るつぼで調製可能である。検量線は、試薬調合標準 (定量成分を含む特級試薬を混合し、 実試料と同じ希釈倍率で調製したマイクロガラスビード) を用いて作成した。ここでは、主成分 10 種 (Na, Mg, Al, Si, P, K, Ca, Ti, Mn, Fe) の酸化物を定量対象とした。検量線の直線性はいずれも良好であり、本法による地球化学標準試料6 種類 (JA-1, JB-1a, JR-3, JSd-1, JSd-2, JSd-3) の分析値は、推奨値と良く一致した。
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© 2014 日本地球化学会
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