日本地球化学会年会要旨集
2017年度日本地球化学会第64回年会講演要旨集
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G13 固体地球化学(全般)
添田花崗閃緑岩の希土類元素組成ならびにSr・Nd同位体比組成
*柚原 雅樹亀井 淳志川野 良信岡野 修加々美 寛雄
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p. 118-

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抄録

北部九州白亜紀花崗岩類分布域東部に分布する添田花崗閃緑岩の希土類元素組成ならびにSr・Nd同位体比組成について報告する.添田花崗閃緑岩はSr含有量から落合ならびに伊良原花崗閃緑岩に区分され,それぞれ107.4±0.8Maおよび103.1±0.7MaのジルコンU-Pb年代を示し,活動時期が異なる(柚原ほか,2015).両花崗閃緑岩の希土類元素パターンは,軽希土類元素に富み,重希土類元素に乏しい右下がりのパターンで,明瞭なEu異常は認められない.両者に大きな違いは認められないが,落合花崗閃緑岩の方が,軽希土類元素にやや乏しく,重希土類元素にやや富む.落合花崗閃緑岩のイプシロンSrI およびイプシロンNdI値は,+13.4〜+17.5および+0.2〜-1.1であるのに対し,伊良原花崗閃緑岩は+20.3〜+23.3および-1.2〜-2.6と異なるが.いずれも加々美(2005)による北帯のSr・Nd同位体比組成の範囲内にある.

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