OIBは地球のマントルの進化を考える上で重要な岩石であり、同位体組成で幾つかのグループに分類できる。本研究では、EM1的組成を持つ南太平洋のPitcairn島に注目した。その由来を推定するため、Olivine中のメルト包有物の揮発性元素(H2O, CO2, F, S, Cl)、P2O5と主要元素を分析した。分析に用いた試料の母岩はOlivineを含む玄武岩と火砕堆積物で、玄武岩のOlivineホストのメルト包有物は結晶を含んでいた。そこで、電気炉でメルト包有物の均質化を行った。同時に加熱を施さないメルト包有物試料も用意した。結果、均質化によりH2O濃度が増減する2つの過程、F濃度が一様なことが確認できた。また、火砕堆積物のメルト包有物はH2OとF濃度が一様であったが、その要因をには微量元素や同位体の分析が必要である。