日本地球化学会年会要旨集
2018年度日本地球化学会第65回年会講演要旨集
会議情報

G09 水圏や土壌圏の環境地球化学
海水アルカリ度の混合指示薬による高精度比色滴定法の開発
*安部 祥太朗岡村 慶野口 拓郎八田 万有美
著者情報
会議録・要旨集 フリー

p. 100-

詳細
抄録

海洋のCO2吸収量の変化は大気中のCO2濃度に影響を及ぼすことから、CO2のモニタリングが急務となっている。当研究室では少量のサンプルで炭酸系成分の他に栄養塩、重金属濃度といった成分を測定する必要があるために、アルカリ度を海水1 mlを用いて比色法によるクローズド滴定で測定する方法を検討した。 今回、指示薬としてpK 4.7のブロモクレゾールグリーン (BCG) と、pK 6.8のブロモチモールブルー (BTB) を用いることにした。まず海水用pH緩衝溶液TRIS、AMPを用いて指示薬濃度の最適化を行った。様々な濃度条件で検討した結果、海水1 mlに2 mMのBTB、BCG混合指示薬を35μl添加することで、例えば、pH 8付近では標準偏差0.046で測定可能であることがわかった。確立した指示薬条件によるクローズド滴定を用いて実海域試料の計測を進める。

著者関連情報
© 2018 日本地球化学会
前の記事 次の記事
feedback
Top