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近年、日本周辺の内湾では富栄養化を防止する目的で制定された水質総量規制により赤潮などの発生件数が減少しつつある。その一方で、貯水目的で作られた人工池では未だに富栄養化により藻類の異常増殖が認められている。大阪府枚方市の山田池公園は昭和54年に開設された74haの公園で、そのうち10haを山田池が占めている。この池は毎年アオコが発生するためボランティア団体が竹炭を用いて水質浄化を行ってきたが、その定量的効果は未だ実証されていない。そこで本研究は、定期的に採水を実施し水質を把握すると共に、竹炭による水質浄化効果を確認するための検討を行った。