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海洋表層域の光合成窒素循環の定量的解析を目的とし、みらいMR14-04航海にて北太平洋亜寒帯域WOCE-P01ライン上のクロロフィル極大深度で採取された懸濁態有機物について、その全有機物同位体比・クロロフィル色素の化合物レベル同位体比をそれぞれ測定した。実測された全有機物と各クロロフィル色素の窒素同位体比は、海洋窒素同位体モデルによって解析した。 一次生産者の窒素利用に直接関連する同位体情報を用いることで窒素栄養源の定量的解析が可能となり、これにより硝酸態以外の窒素源の寄与率変動やその影響が評価された。