主催: 日本地球化学会年会要旨集
広島大学, 大学院生物圏科学研究科
p. 47-
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千葉県から福岡県におけるいくつかの河川水を採取し、過酸化水素濃度を測定した。過酸化水素の測定は、HPLC-蛍光検出法で行った。その結果、河川水中濃度は数十~数百nMであり、大和川(大阪府・奈良県)で最も濃度が高く、太田川(広島県)で最も低かった。多重回帰分析により、過酸化水素濃度に最も影響を与えるのは、溶存有機炭素濃度であり、日射量および水温も合わせると、この三つの因子で主に決定されることが明らかとなった。
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