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神津島の浅海海底熱水活動地帯において、既知の気泡噴出地帯に比べ沖合の深く平坦な地形の場所で新たに気泡噴出を確認し、サイドスキャンソナーによる気泡噴出場所のマッピング、pH/pCO2センサによる観測、気泡噴出状況の撮影、気泡の採取などを実施した。沖合の気泡噴出場所は、岸寄りの気泡噴出場所から南西方向への延長線上に存在しており、気泡噴出ポイント近傍のpHは周辺に比べて0.1〜0.2pH程度低い値であり、採取した気泡は強い硫化水素臭がしていた。また、神津島の西方4kmにある小島(恩馳島)周辺の水深40mの場所においても気泡噴出が確認できた。