主催: 日本地球化学会年会要旨集
東海大学
p. 120-
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Giggenbach (1986)は,ニュージーランド,ホワイトアイランドの火山ガスを詳細に研究し,火山ガス(噴気)にはマグマに直接由来する成分(マグマ成分)と,熱水系に由来する成分(熱水系成分)が共存していることを発見した.Ohba et al (2019)は,箱根山で噴気を繰り返し採取し,マグマ成分と熱水系成分の比率が火山活動と相関して変動することを見出した.本論文では,箱根山における結果を中心に,マグマ成分と熱水系成分の比率の変動と,火山活動評価への応用を紹介する.
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