主催: 日本地球化学会年会要旨集
会議名: 2021年度日本地球化学会第68回年会講演要旨集
回次: 68
開催日: 2021/09/01 - 2021/09/15
p. 210-
CVコンドライト隕石に含まれる9つの凝縮CAIのAl−Mg鉱物アイソクロンを新たに取得した。それぞれのアイソクロンの傾きから導かれた26Al/27Al初生比には,明らかなバリエーションがみられ,(5.19 ± 0.17) × 10−5から (3.35 ± 0.21) × 10−5の間での連続的な広がりを示す。CAI形成領域において26Alが均一に分布していた場合には,この初生26Al/27Al比の広がりは,太陽系星雲ガスからのCAIの高温凝縮プロセスが,太陽系形成最初期の少なくとも約40万年間続いていたことを示す。もしくは,これらのCAI形成領域において,26Al/27Al比が,少なくとも,3.4から5.2 × 10−5にわたり不均一に分布していたのかもしれない。