日本地球化学会年会要旨集
2023年度日本地球化学会第70回年会講演要旨集
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G2 環境地球化学・放射化学
湖沼の微量元素ホメオスタシス 第二報 ―河川水との比較―
*板井 啓明長谷川 菜々子佐藤 佑磨大音 周平平山 耕太郎石水 浩喜砂村 倫成
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p. 26-

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抄録

恒常性 (ホメオスタシス) とは、「生物体の体内諸器官が、外部環境の変化や主体的条件の変化に応じて、統一的・合目的的に体内環境をある一定範囲に保っている状態、および機能」として定義され、生体必須元素がある一定のレベルに保たれる現象も含まれる。演者は、陸水の停滞場である湖沼が、環境中で類似の役割を担っていると考え、湖沼の有する微量元素恒常性維持機能を評価することを目的にデータを取得してきた。講演では、(1) 主成分元素の先行研究との比較 (小林, 1961), (2) 主成分分析による河川水質の分類、(3) 溶存微量元素濃度と産総研公開の河川堆積物データとの関係解析、(4) 溶存微量元素濃度/河川堆積物濃度で評価した”Local solubility trend”の国外河川との比較、(5) 火成岩認証物質 (産総研公開, n=13)、河川堆積物試料 (産総研公開, n=3024)、河川試料 (n=30)、湖沼試料 (n=200)で算出された微量元素濃度の相対標準偏差比較を示し、各リザーバーの有する各元素の恒常性について考察を示す。

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