日本地球化学会年会要旨集
2023年度日本地球化学会第70回年会講演要旨集
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G2 環境地球化学・放射化学
小角X線散乱とメチレンブルー吸着量を用いた粘土鉱物「スメクタイト」の含有量の検討
*三好 陽子月村 勝宏金子 信行鈴木 正哉
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p. 33-

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抄録

スメクタイトは粘土鉱物の一種であり、土質材料として様々な用途に使われている。本研究は、土質材料中のスメクタイト含有量を評価することを最終目的として、小角X線散乱測定とメチレンブルー吸着量測定を実施した。小角X線散乱測定では、2θ=0.1 - 9° に非晶質ナノ粒子の散乱が、2θ=5 - 7° にスメクタイトの最強線ピークが現れた。Tsukimura and Suzuki (2020)に従って規格化散乱強度に変換し、ナノ粒子の散乱を簡単な関数で近似してナノ粒子散乱とスメクタイトピークを分離した。メチレンブルー吸着量はJIS Z 2451 (2019)の比色法に従って測定した。日本粘土学会参考粘土試料JCSS-3101、JCSS-3101b、JCSS-3102などの試料のスメクタイトピークの積分強度とメチレンブルー吸着量は原点を通る直線上に相関した。

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